
2025年後期朝ドラのヒロインとして注目を集めている、髙石あかり(22)さん。
昨今の朝ドラは、橋本環奈さんや今田美桜さんなど、すでに実績のある著名な俳優さんが抜擢されることが多くなっていました。そんな注目が集まる中、2025年後期の連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロインに選ばれたのが、髙石さんでした。
今回は、そんな髙石あかりさんが朝ドラヒロインに選ばれるまでの軌跡をたどっていきます。
“奇跡の一枚”で意識した、自分の存在意義
髙石さんは、2016年4月~2018年3月まで、ダンス&ボーカルユニット α‐X’s(アクロス)のメンバーとして活動していました。
2017年6月に行われた「AAA ARENA TOUR 2017 -WAY OF GLORY」の広島公演に同行していた際、パフォーマンス中に撮影された一枚が、”奇跡の一枚”として話題になりました。

【当時15歳だった髙石さん】
Twitter(現:X)のフォロワーは、1万人以上増加するほどの反響があったそうです。自身の知名度が上がることで、グループのファンも徐々に増えていくことを感じ、グループメンバーとしての存在意義を感じられたそうです。
グループ解散、俳優の道へ
約2年間所属したグループを卒業し、本格的に俳優の道へ進むこととなった髙石さん。
当時は、メンバー全員でダンス&ボーカルをやりたいという気持ちが大きかったものの、他メンバーの卒業が決まり、全員でデビューできないのなら…という想いから、1人1人が別々の道を歩むことになったそうです。
以降、日曜劇場「御上先生」への出演や、ベイビーわるきゅーれシリーズで主演を果たすなど、俳優としてのキャリアを着々と歩んでいきます。
第15回TAMA映画賞 では、最優秀新進女優賞を受賞して話題になりました。
年間で3~4本のドラマ、さらに20本以上の映画作品に出演するなど、
その活躍は目覚ましいものを感じます!!
舞台「鬼滅の刃」で、<初代>竈門禰豆子役を熱演!!
2020年から4作品が上演されている舞台「鬼滅の刃」。
髙石さんは、2020年の舞台で初代・竈門禰豆子役に選ばれました。
これまでで一番うれしかったことが禰豆子に選ばれたこと、ご本人が語るほど、とても思い入れのある役になったようです。
観劇した原作ファンや二次元舞台ファンの声でも、
「禰豆子にぴったり!」「まるで本物の禰豆子が舞台に現れたようだった…」などと、その再現性の高さに感動した声が多かったようです。
同舞台の稽古中、禰豆子が兄である炭次郎を守るために鬼と化すシーンを、
7回ほど繰り返した時のこと。息ができないほどの辛さの中で、目の前の敵にしか焦点が合わない感覚、「守る」「倒す」しか頭の中にない状態。
その体験が楽しく、人生で一番興奮した瞬間だといいます。
自分の知らない自分に出逢えた瞬間だったのかもしれません。
朝ドラ「ばけばけ」で演じるヒロイン・松野トキとは?
そんな髙石さんが次期朝ドラで演じる「松野トキ」は、
実在の人物、小泉セツ(小泉節子)さんがモデルとなっています。
今の島根県に生まれ、幼いころから物語が好きで民話や伝説などを聞いて育った小泉セツさんは、アイルランド系・ギリシャ生まれの小説家である小泉八雲さんと結婚し、八雲の活動を支えた女性です。
明治維新により、武家が没落した時代に、
決して順風満帆とは言い難い生い立ちの中でも、強く生きた女性。
そんな役をどのように演じるのか、とても楽しみですね!
朝ドラ「ばけばけ」の放送はいつから?相手役は?
朝ドラ「ばけばけ」の放送開始日時はまだ確定していませんが、
例年通りであれば、2025年10月頃~翌年3月頃までが放送期間と予想されます。
2001年後期の朝ドラ「ほんまもん」でヒロインを演じた”池脇千鶴”さん、
朝ドラ常連の”岡部たかし”さん、”堤真一”さんや”小日向文世”さんなどのビッグネームから朝ドラ初出演の”板垣李光人”さん、実力派からフレッシュな俳優さんまでが勢ぞろいです!
そして、主人公:松野トキの夫であるヘブン役には、トミー・バンストウさんが選ばれました。
2024年に、真田広之さんプロデュース・主演の作品として話題になり、エミー賞で過去最多18部門を受賞したドラマ「SHOGUN将軍」にもメインキャストとして出演しているんですよ!
国内外の応募者から選ばれたトミー・バンストウさんも要チェックですね!
髙石あかりさんの今後は??
朝ドラ開始前のお仕事としては、
ぺがさすちゃん役として出演している『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』が公開中です。
また、7月4日公開の『夏の砂の上』では、主人公と暮らすことになる17歳の少女を演じています。
朝ドラ放送開始までに、髙石さんの様々な演技を見られるのは嬉しいですね。
『海外への興味』も抱いているといった趣旨の発言もされているようですので、
今回の朝ドラ出演をきっかけに、さらなる飛躍に期待したいですね。
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