超話題!!『8番出口』は”映画”と”小説”のどちらを先に楽しむべき?生み出す相乗効果とは。

映画『8番出口』が2025年8月29日に公開

全世界累計140万ダウンロードを突破し社会現象となった“異変”探し無限ループゲーム『8番出口』が、実写映画として2025年に公開されることが決定し、話題となっています。

世界的映画祭として知られる、カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】に選出され、ポスターデザインの コンペティション「Prix Luciole」にて 栄誉ある最優秀賞を受賞しました。

主演は、俳優・二宮和也さん

主演を務めるのは、俳優の二宮和也さん。
フリーになってからも数多くの作品に出演し、その活動は順調そのもの。

そんな二宮和也さんが今回演じるのは、役名のない”迷う男”。
二宮さんも自他共に認めるゲーマーということで、予告映像での演技を見た人からは、「動きがまさにプレイヤーのそれでしかない。」「初めは看板とか見るよね、分かる。」などと共感を得ています。
ゲームで考えればプレイヤーとなるわけですが、映画ではどのように描かれるのか見どころです。

登場人物は、”5人”

映画の登場人物は、主演の二宮さんに加え、河内大和さん、浅沼成さん、花瀬琴音さん、小松菜奈さんの計5人のみ。役の詳細は一切明かされていません。

二宮さんはインタビューで、このように語っています。

「基本的に1人で演じているから、対人の演技が難しかった。」

「テーマが尖っているなどと考えたことはないが、新しい形にはなっていると思う。」

「出る人必要な人だけにして、それに見合う題材・内容というものを構築していって…
必要なものだけを集めたらこの形になった。」

また、川村元気監督も作品について、このように語っています。

超日本的に整理された地下通路における、混乱と恐怖の無限ループ。

『8番出口』に出会った時、これは日本発の世界で勝負できる「発明」だと興奮しました。
でも、いったいどんな映画になるのか? 今まで映画を四十本以上作ってきて、これほどまでにどんな映画になるのかわからない作品はなかった。けれども、それこそが映画館で体験したいエンタテインメントだとも思いましたし、自分が監督としてチャレンジするのならばそういう作品でありたいと思いました。

二宮和也さんは、まるで意思を持ったかのように異変を見せながら無限にループする地下通路に迷い込んだ主人公です。彼の役には名前がありません。恐ろしいことや不思議なことが日々起こる「現代」において、困難な「現実」をサバイブしていく「人間」を演じてもらいました。二宮さんは、セリフやアクションで発散する芝居も素晴らしいのですが、それ以上に「惹きつける」芝居が抜群だと思っています。ただ歩いている、ただなにかを見ている。それだけでも観客が前のめりで観てしまう、視線を惹きつける力がある俳優。それは『硫黄島からの手紙』でクリント・イーストウッド監督が発見した彼の最大の魅力だと思っていて、それを『8番出口』では存分に活かしたいと思いました。脚本の段階から撮影の現場まで、彼の豊富なアイデアに、その多彩な演技に、大いに助けてもらいました。

「超日本的」という言葉にもあるように、シンプルで異様なほどの無機質さを感じる原作の世界観。
それは、現在の日本そのものを表しているようにも思えます。
今回の映画でもその世界観は継承されており、極限ともとれる形は、まさに日本映画の純粋そのものと言えるかもしれません。

川村監督自らが書き下ろした小説の刊行が決定

映画公開を直前に控えた7月9日、川村監督自らが書き下ろした小説が発売されます。
電子版と書籍版があり、電子版書籍は【電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, 購入店舗の閲覧用アプリ】などの対応端末での閲覧が可能です。

映画版と小説版のストーリーは同じ?

小説の紹介には、このようなインフォメーションがありました。

「小説で明かされる秘密を、決して他人には言わないこと」 とあります。
ということは、映画のストーリーとかなりリンクしている可能性があるのではと推測されます。
しかし、シンプルなストーリーがゆえにネタバレは超厳禁です。

映画と小説の「異変」を見つけることも、人気の楽しみ方のひとつとなるかもしれません。

どちらを先に楽しむべき?

映画と小説のどちらも川村監督が関わっていますので、きっとどちらを先に楽しんでも良いような工夫が凝らされているのではないでしょうか。それに加え原点に立ち戻り、原作となったゲームを改めて楽しむことで、今までのプレイとは違った景色が見えるかもしれませんね。

原作となったゲーム作者コメント

原作者さんも大きな期待をしていることがうかがえ、ますます公開が楽しみになりますね。

結論

2025年8月29日(金)に公開の、映画『8番出口』、そして7月9日(月)に発売の小説『8番出口』は、今年のナンバーワン話題作としてさらに世間をにぎわせることになりそうです。

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