幼少期~「ハスキー」な歌声の誕生

熊本出身、1990年7月9日生まれのAimerさんは、ベーシストの父を持つ音楽一家に育ち、小学生からピアノやバイオリンを習い、高校でギターを始めます。15歳のときに声帯を酷使して声が出なくなる「声帯結節」を患い、半年以上の沈黙療法を経験。
その後、独特のハスキーな歌声を得たのは、このリスクを乗り越えた証でもあります。
メジャーデビュー~オリコン・アニソンでの台頭
2011年にシングル「六等星の夜」でメジャーデビューし、2012年にはアルバム『Sleepless Nights』がオリコン初登場5位。
2014年リリースの「StarRingChild」がオリコン3位、「蝶々結び」がチャート上位を獲得するなど、確実な成績を積んでいきます。
特に2018年以降は、アニソンとの関係が深まり、『Fate/stay night』『プロメア』『鬼滅の刃』など人気アニメの主題歌を数多く担当。
2022年の『鬼滅の刃 遊郭編』OP「残響散歌/ED『朝が来る』」は、日本のBillboard《JAPAN HOT 100》で7週連続1位を記録し、史上最長記録を更新しています。
アルバムとコラボ活動の軌跡

- 2014年:「Midnight Sun」(Oricon初登場9位)や、澤野弘之とのコラボ『UnChild』リリース。
- 2016年:アルバム『daydream』がゴールド認定、CDショップ大賞準大賞を受賞 。
- 2019年:『Sun Dance』&『Penny Rain』2枚同時発売でBillboard Hot Albums1位、シングル「I beg you」オリコン初登場1位 。
- 2021年:フルアルバム『Walpurgis』を発表し、オリコン2位・Billboard Japan三冠達成 。
- 2025年:TVアニメ『天久鷹央の推理カルテ』OPテーマ「SCOPE」、さらにスマホRPG『アークナイツ』6周年テーマソング「Eclipse」担当
ファンとの交流と国際的支持

Aimerさんの公式YouTubeチャンネルは登録者200万人超、再生回数15億回以上 。アジアや欧州でもリリースやツアーを展開し、グローバルな人気を誇ります。声の魅力についてLeo Sigh氏は、「高メロディックな曲からハードロック調まで美しく響き、息の混じるアルトボイスが脆さと力強さを行き来する」と高く評価しています。
アニメとの深いつながり
- 『鬼滅の刃』(遊郭編) OP「残響散歌」、ED「朝が来る」:Billboard Japanで7週連続1位。
- 『Vinland Saga』 ED「Torches」。
- 『天久鷹央の推理カルテ』 OP「SCOPE」 。
- 『Ranking of Kings』 シーズン2 ED「Atemonaku」は、公式PVでも高評価されており、ファンからも「we eating good every year」と称賛。
英語詩へのこだわり、作詞活動と表現力
Aimerさんは作詞家として「aimerrhythm」の名前で活動。英語の歌詞制作も手掛け、中学生時代から英語詞と向き合っており、発音指導も受けながら「プロ意識をもって世界を見据えている」と評価されています。
独特の表現レンジ、ファンとの絆の物語

- 2025年リリース予定のシングル・テーマ曲:『天久鷹央の推理カルテ』OP「SCOPE」、『アークナイツ』記念曲「Eclipse」などが控えており、ますます注目度が増すでしょう。
- 表現のレンジ:繊細な叙情歌から力強いロック系曲まで幅広く対応可能なAimerさんの声は、アニメの感情表現に伴い“物語を深く彩る力”として不可欠と言えます。
- ファンとの絆:YouTubeやSNSを通じて、視聴者と直接つながる活動も積極的で、ライブ演出やMVでの暖かいメッセージが定評です。
総まとめ
Aimerさんは声帯問題を乗り越えたことで得た「ハスキーな魂の声」を武器に、アニメ界を代表するアーティストとなっています。オリコンやBillboardでの快進撃はもとより、『鬼滅の刃』『Vinland Saga』『アークナイツ』『天久鷹央の推理カルテ』など、人気作への提供曲が続々。声質・作詞・表現力すべてが高水準であるゆえに、アニメファンにとって「物語を歌う」歌姫としての存在は唯一無二です。
これからもAimerさんの歌詞と歌声が、新たなアニメ作品でどんな感動を生むのか。続報が届くたびにぜひチェックしてください!
【お知らせ】 #Aimer 新曲「 #太陽が昇らない世界 」が7/18(金)公開『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』主題歌に決定しました!!
7/19(土)0時~先行配信、7/23(水)26thシングル「太陽が昇らない世界」発売決定!!!!
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