韓国ドラマ界において、新旧ファンを問わず幅広い層から注目を浴びる俳優、ナ・イヌ(Na In-woo/나인우)さん(本名:ナ・ジョンチャン、1994年9月17日生まれ)。
2013年のミュージカルデビューから、2024年には主演ドラマ『Marry My Husband』へと至るまで、着実にその存在感を放ってきました。
本記事では、彼の歩み・スキル・ファンからの共感・インタビューで語る素顔などを掘り下げ、韓流ファンならずとも知っておきたい魅力を紹介します。

1|プロフィールと歩み
- 本名:ナ・ジョンチャン(나종찬)
- 生年月日:1994年9月17日(30歳)
- 出身地:光州広域市(광주)
- 身長:187cm
- 学歴:檀国(ダングク)大学 演劇映画学科
- 事務所:ハナダカンパニー所属(2024年1月までCube所属)
身長187cmという高身長と落ち着いた佇まいから「友人のような安心感」「穏やかさ」をまとった印象を放ち、
ステージネームも“人に友好的”という意味が込められた「In-woo」に改名しました。
2|キャリアの歩みと代表作

- 2013年:舞台ミュージカル『Bachelor’s Vegetable Store』で俳優デビュー。
- 2020年:『哲仁王后〜俺がクイーン!?』
- 2021年『月が浮かぶ川』
- 2022年『ゴールデンスプーン』
- 2024年『私の夫と結婚して』
- 2025年『初恋DOGs』
3|演技スキルと独自の魅力

● 静かな佇まいと内面の揺らぎを表現する俳優
インタビューでは「台詞が遅くて緊張しやすい性格」と語るナ・イヌ。
役作りでは敢えて“ゆっくりしゃべる”ことを意図して演技し、そこに内面の繊細さや葛藤を込めています。
● 即興演技と負荷の高い環境での対応力
『River…』では撮影体制が非常に厳しい中、なんとセリフの80%がアドリブだったと明かし、短時間で役を作り上げました。
● 優しいが逞しい「男らしさ」と「誠実さ」
韓国役者界では珍しく「優しさ」「誠実さ」を強みとして語るナ・イヌ。
撮影中にもその振る舞には定評があるそうで、演じた役柄と本人の本質のギャップのなさに虜になるファンが多いそう。
4| まさに王子様…衝撃の神対応!

高校生ファンへの対応が話題に。
ファンの高校生が手紙と問題集を渡してサインを頼んだところ、膝を床に着けた状態で名前を聞いてサインをしたそう。
それから約30分ほどして、オリヤン(化粧品チェーン)の紙袋を持って現れ、 ハンドクリームや日焼け止め、リップなどを手渡しながら、「勉強を頑張ってください。」と声をかけいったとのこと。
その際に渡したと言われる商品がこちら。
➤情報ソース:ナ・イヌの神対応に驚愕…。人生を変えた俳優。
5|インタビューから見える素顔

● 「ゆっくり型」で役を掘る俳優
韓国JoongAng Daily取材で、台詞はゆっくり・丁寧に伝えたいタイプと話し、「クロスジャンル作品では速さに慣れるのが大変だった」とも笑顔で語っています。
● アイドルトレーニングの経験
中学時代から180cmに成長し、JYPでアイドル候補として練習。TWICE・ジョンヨンらと同室だった経験も明かし、俳優に転向しました。
● 地道な努力家
自身を「ゆっくり型」「吸収し続ける人間」として表現し、「大きなターニングポイントより、地道に歩くことを重視している」と語ります。
● 演技への真摯な姿勢
「我慢と耐えるのが俳優の仕事」と語り、限られた状況下でもベストを尽くす意欲を示す真摯な姿勢を見せています。
● 韓国語だけでなく、英語も堪能、ゆくゆくは日本語も?
9〜12歳までカナダ渡航経験があり、英語力も堪能。日本作品に出演することもあって、日本語への挑戦もしていくのではないでしょうか。
6|まとめ:ナ・イヌという“人間の輝き”

ナ・イヌという名には、「人に友好的」という意味が刻まれています。その名の通り、
- 静かな佇まい、丁寧な演技で自然体を表現し
- 演技ではアドリブ含む創造力と責任感を見せ
- 人としてはファンへの温かい対応と天然の優しさで
- バラエティでは異質なバランスをもたらす存在感を示す
前述のファンとのエピソードも含めて、そのすべてが彼の魅力を形作っていると言えます。
これからはアクション・映画・バラエティ以外の分野にも展開が予想され、演技派としての活躍も期待されます。
2025年7月期夏ドラマ『初恋DOGs』への期待

「初恋DOGs」は愛を信じないクールな弁護士(清原果耶)と、動物しか愛せないこじらせ獣医(成田陵)の“愛犬”同士が恋に落ちたことをきっかけに始まるラブストーリー。
原作は韓国で連載中のウェブトゥーン「DOG한 로맨스」(Studio TooN・LINE マンガ連載中)で、
ドラマ「愛の不時着」を筆頭に、数々のグローバルヒット作を世に送り出している韓国の制作会社「STUDIO DRAGON」がTBSと初タッグを組んだ意欲作です。
ナ・イヌさんが演じるのは、韓国からやって来た「御曹司ウ・ソハ」。
奇妙な縁により、主人公・花村愛子(清原果耶)、獣医・白崎快(成田凌)とワケアリの三角関係に発展していく…というお話です。
撮影中は、イヌさんがムードメーカーとして現場を盛り上げているそう。
そんなイヌさんは最近「行きつけ」という日本語を覚えたといいます。
清原さんや成田さんに行きつけのお店を教えてもらったそうで、「おかげさまで、もう3か所も行きつけができました」と笑顔を見せました。
共演者もイヌ様にメロメロ?

ドラマの制作会見で、成田陵さんから「最近はCMソングにハマってるよね?」と話を振られたイヌさんは、すかさず「明日があるさ」のサビを歌唱。
さらに「こっちはポジティブな方。ネガティブな方は?」というイヌさんが「帰りた~い、帰りた~い、あったかい我が家が待っている~♪」とCMソングを口ずさむと、
なだぎさんから「完全に撮影が延びてる時に教えたやろ!」とツッコみが入ります。野呂さんは「歌にしたら気軽に言えますもんね~」と共感していました。
変な日本語ばかり覚えているというイヌさんですが、「いい言葉も学びましたよ?」と報告。
清原さんから教えてもらった「きれいな女性」という単語を披露します。すると、野呂さんが「皆さん気をつけてください。むやみやたらに言ってますからね」と会場中に注意喚起。
そのことについてイヌさんは「でも果耶さんが言ったんです。誰に対しても使っていいって。だから第一声として野呂さんに言いました」と説明し、
野呂さんは「私は騙されないぞ!って言った覚えがあります(笑)」と笑っていました。
愛子が勤務する法律事務所の所長・本澤恵太役の岸谷五郎さんは、イヌさんと初めて会った時のエピソードを暴露。
岸谷さんはいきなり後ろからイヌさんから右肩をトントンと叩かれ、左に振り向いたら「なんでこっちの方を向くの!」と言われたそう。
「それでイヌくんが大好きになりました」と、その無邪気さに心をほだされたことを明かしました。
日本でのブレイクに期待!!
ファンのみならず、共演者をも虜にする、ナ・イヌさん。
『初恋DOGS』をきっかけにイヌ様ブームが来るかもしれません!
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