
今回は、栄莉弥(エリヤ)さんをご紹介します。
『僕達はまだその星の校則を知らない』(通称:ぼくほし)では、3年葵組 議長団副議長・有島 ルカを演じています。
それでは、これまでの栄莉弥さんの経歴を深堀りしていきます。
カナダ・トロント生まれの軽井沢育ち、端正なビジュアル

本名:ウォーカー 栄莉弥(Walker Eriya / ウォーカー・エリヤ)
生年月日:2005年11月29日
出身地:カナダ・トロント(生後10か月で日本へ)
育ち:長野県軽井沢町で幼少期〜小中学生時代を過ごす
身長:182〜182.5cm
血液型:O型
国籍:日本人(ハーフ、カナダ人の父×日本人の母)
栄莉弥さんはカナダ・トロントで生まれましたが、生後10か月ほどで来日し、それ以降は長野県軽井沢町で育ちました。
自然豊かな場所で育った中学時代を過ごし、小学校高学年で英語を思ったように話せない悔しさを覚え、家庭教師や父親のサポートのもと東京のインターナショナルスクール合格を目指し猛勉強したという努力家です。
デビューまでの軌跡 – TikTok・芸能への第一歩
中学から高校にかけてのタイミングで、TikTokに投稿した動画がきっかけでスカウトされ、芸能事務所TRUNK(トランク)所属になります。
最初は俳優志望だったものの、演技に違和感を覚えるようになり、母親の勧めでメンズノンノのモデルオーディションへ挑戦することになります。
メンズノンノ専属モデルとして歴史的な快挙

2021年、第36回メンズノンノモデルオーディションに応募し、グランプリを史上最年少(15歳)で獲得。以降、MEN’S NON‑NO専属モデルとして精力的に活動中です。
- 初登場:『MEN’S NON‑NO』2021年〜専属
- 雑誌:『CYAN』2021 Autumn、『POPEYE』2021年11月号
- ファッションショー:KUDOS/SODUK(東京コレクション2022)、SAPPORO COLLECTION 2024/2025、Rakuten GirlsAward 2023-2024など
雑誌モデルだけでなく、大規模ファッションショーでもランウェイを飾り、次世代の顔として注目されています。
俳優・タレントとしての活動にも挑戦

モデル業と並行して、多彩な分野で俳優・タレント活動も展開しています。
ABEMA出演 – 恋愛リアリティショー
- 『恋する♡週末ホームステイ 2021春 TOKYO』(青春リアリティ番組、2021年)
15歳にして高校1年生の時に出演。圧倒的なモテっぷりを披露し、ファンの注目を一気に集めました。 - 『キミとオオカミくんには騙されない』(ABEMA、2024年8月〜)
恋愛リアリティショーの最新作に参加し、「オオカミくん」である可能性もある立場として、視聴者から大きな関心を集めています。番組開始前に次のような意気込みを語っています。
「みんなでいる時間を大切にしたい」「誰とでも真剣に向き合えるのが自分の良さ」
MV出演

- 神様、僕は気づいてしまった「僕たちの」(2021年):切ない青春模様を情感たっぷりに表現
- フジファブリック「プラネタリア」(2023年):楽曲世界にハマる高評価のMV
- れん「一切合切」(2024年)
- マルシィ「願いごと」(2025年):卒業〜再会というドラマチックな演技に注目
CM・WEB・企業イメージ
数々のブランドCMに出演し、モデル・俳優の幅を広げています:
- YKK「それは、はじまりの音」シリーズ(2023–2024)
- Amazon Music「Following is Cheering」(2022年)
- HEBEL HAUS(2022年)
- GATSBY(マンダム、2021年)
- バンダイ/デジモン2021(2021年)
映画・ドラマ出演

- 『ALMOST PEOPLE』(石井岳龍監督、2023年)
- 2025年公開予定:『宝島』(大友啓史監督) – 主演クラスの役どころ“ウタ”に大抜擢
- ドラマ:フジテレビ『僕達はまだその星の校則を知らない』(2025年)他
【宝島出演に関して、本人コメント】
映画「宝島」 大友啓史監督
出演させていただきます。僕は、ウタという青年を演じました。
戦後沖縄、激動の時代を生き抜いた人々の物語です。
完成を見たときは、その迫力に飲み込まれるような感覚でした。
今でも鮮明に覚えています。僕はカメラの前で芝居をすること自体がほぼ初めての経験でした。撮影中は様々な感情が入り混じり、緊張で硬まってしまう事もありましたが、監督から「ここにいる以上は、同じ土俵に立っているのだから自信を持ってやっておいで」と仰っていただき、その言葉をパワーに変え、キャストの先輩方やスタッフの皆さんに背中を借りる気持ちで日々挑戦でした。
撮影の合間には、ひめゆりの塔や、ガマ、美しい海、荒崎海岸にも足を運びました。
沖縄の神秘と、そこに確かにある悲惨な歴史、そしてそれを乗り越えてきた琉球の方々の魂の力強さを感じ心が震える思いでした。激動の戦後沖縄を生き抜いたたくさんの命を、肌で感じていただける作品になっています。
ぜひ多くの方に劇場へ足を運んでいただきたい気持ちでいっぱいです。
幅広いものに興味をもつ、柔軟な若い力
栄莉弥さんは、モデル・俳優としてだけでなく文化的な側面にも豊かです。
- 特技:バスケットボール、小学生から習っていたスピード&フィギュアスケート、歌うこと
- 小学生時代は、鍵山優真選手と同じリンクでスケート練習した経験も。
- 好きな音楽:昭和のニューミュージック(松任谷由実、山下達郎、岡村靖幸など)
- 映画・読書:『シング・ストリート』、『リアル』(井上雄彦)、村上春樹『ノルウェイの森』
- 食べ物:和食(特に油揚げと豆腐の味噌汁)
- その他趣味:登山/自然巡り/文章執筆(ポエム形式)/ピアノ(小4まで習っており、今も練習中)
ファンを虜にする純朴さと可憐さ

モデルとしての期待感
“史上最年少専属モデル”という肩書が示すように、「透明感」「清潔感」「若々しさ」が強く、MEN’S NON‑NOファンからは将来の表紙候補として注目されています。
2025年現在、メンズノンノの表紙を飾った経験はないようですが、俳優業など幅広い活動で多くの人の目に留まるようになれば、表紙を担当する日も近いかもしれません。
恋リア映えする魅力
ABEMA番組でも、「自然体」、「真剣さ」が光るキャラクターで「誠実そう」「一緒にいると落ち着く」など好印象。SNSでは応援コメントが多く飛び交っています。
バスケ・スケート・ピアノ・執筆など多才な面が好感を呼んでおり、「かっこいいだけじゃない」「文化的で面白い人柄」が新しいファン層を引き付けています。
俳優業への意欲と挑戦
一度は自身の演技に納得がいかず、モデル業を優先する選択をしましたが、
徐々に芸能活動の経験を積んできたことで、改めてお芝居への意欲も持ち始めているようです。
- ドラマ出演への意欲:モデル業と並行し演技レッスンを再開中。
- 2025年映画『宝島』でスクリーンデビュー:大友啓史監督作品で重要役(ウタ)を担うことは大きな挑戦となりそうです。
- 目標:20歳までにメンズノンノの“表紙”を飾ることを目標にしているそうです。
有島 ルカ役で『僕達はまだその星の校則を知らない』に出演決定!

2025年の7月からスタートする連続ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』に初出演することが決定しています。
【有島 ルカ】
3年葵組 議長団副議長
3年葵組。生徒会・議長団副議長を務める。
バスケ部に所属していたが、2年の時に勉強のために早期退部。
教育熱心な医者の父親から勉強に対して強いプレッシャーを感じながらも、思うように成績が伸びず苦しんでいる。
物語の中では苦悩する役どころのようですが、どのようなキャラクターとなり、ストーリーに関わっていくのか注目です。
まっさらな魅力は、可能性が無限大。

栄莉弥さんは、TikTok発でスカウトされ、モデルから俳優としても活動を拡大しています。
彼の魅力は、 “努力家で多才、自然体で誠実” という圧倒的な信頼感と親しみやすさ。
15歳という若さでモデルデビューを果たし、多数のCM・MVに出演する一方、演技への挑戦も続け、まさに“これからが期待の若手”と言えます。
今後の活躍──特に映画『宝島』とドラマ出演、モデルとしての更なる飛躍──から目が離せません。
自然体でありながら役に真剣に向き合う姿勢は、今しか出せない輝きはもちろん、
芸歴を重ね、大人の俳優として羽ばたいていく可能性も十分に感じさせる新星です。これからの進化がとても楽しみです。
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