日高由起刀・“唯一無二の存在感”が話題沸騰!183cmのスタイルと多国籍ルーツが生む圧倒的オーラ

今回は、世界で活躍するモデルであり、俳優としても活躍の幅を広げている日高由起刀さんをご紹介します。
僕達はまだその星の校則を知らない』(通称:ぼくほし)で、日高由起刀さんは生徒会長・鷹野 良則を演じています。

生徒会長役ということで、生徒からも教員からも厚い信頼を得る役となりそうですが、素の日高さんは一体どのような方なのか深堀りしてみましょう!

台湾と韓国のルーツをもつ、バイリンガル。

  • 本名/読み:日高由起刀(ヒダカ ユキト)
  • 生年月日:2003年9月30日(現在21歳)
  • 出身地/育ち:大阪府生まれ、神奈川県育ち
  • 身長:183 cm
  • 特技・趣味:陸上競技、韓国語、料理、ギター、DJ
  • ルーツ:祖母が台湾と韓国出身で、バイリンガルとして日本と韓国を拠点にモデル活動を行っている。

台湾と韓国のルーツがあるということで、それがその後の出演作品との縁をつないでいるように感じられますが、
日高さんご本人が生まれる前におばあさまが亡くなっていることもあり、ルーツを知ったのは数年前だったとのこと。それゆえに自分自身のルーツに向き合う経験もこれまでなく、それこそ歴史などもあまり知らずに生活していたと語っています。


モデルとして、世界で活躍

日高さんのキャリアの出発点はモデルとしての活動でした。
端正な顔立ちと183cmという高身長を武器に、10代後半から日本・韓国のファッションシーンで存在感を示してきました。


中性的かつエッジの効いたビジュアルは、国内のストリート系ファッション誌やECブランド、さらには韓国のデザイナーズブランドなど幅広いジャンルにマッチし、デビュー当初から注目を集める存在でした。

意図せずとも多国のルーツを持つ日高さんがアジア全域で求められるグローバルモデル像に見事にハマったのは必然だったのかもしれません。韓国語を話せるバイリンガルという強みもあり、ソウルのモデルエージェンシーとも契約。韓国の広告やランウェイでの出演も経験しています。

モデル活動では、衣服に“着られる”のではなく、“着こなす”感覚に長けている点が高く評価されています。
本人もインタビューで「ファッションは自己表現」と語っており、ブランドコンセプトを体現する表情や立ち居振る舞いが印象的です。撮影現場では感性の鋭さが光り、スタイリストやカメラマンとの連携力も非常に高いという声が多いそうです。

俳優業への転身も、モデルとしての表現力が基盤にあったことは間違いありません。静止画で培った“見せる力”は、映像作品においても独特のオーラとして画面に現れているように思います。
今後もランウェイやブランドビジュアルなどでの起用が期待される存在であり、演技と並行してファッション界でも唯一無二の立ち位置を築いていくのではないでしょうか。
モデル・日高由起刀は、今後ますますグローバルな舞台での活躍が期待される逸材であることは間違いありません。


映画『HAPPYEND』(2024年公開)で俳優デビュー

モデル活動を始めてわずか2ヶ月という短期間のうちに俳優オーディションを受け、空音央監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYENDの主演に抜擢されたことから、その演技への可能性が高く評価されていたことがうかがえます。

役との出会いと演技体験

空音央監督のオーディションによって、映画デビュー作『HAPPYEND』で主人公コウを演じることに抜擢されました。監督は「一目惚れ」で2人をキャスティングしたと振り返っており、直感的な候補選びに彼自身の持つ魅力が直結していたことが伝わります。初の演技経験でしたが、ワークショップを通じて「心と体の密着感」や「役への入り込み方」を学ぶ機会が頻繁に設けられ、撮影現場は居心地の良い学びの場だったと語っています。

在日コリアンとしての内面の探求

「コウ」という役は在日コリアン家庭出身の男性。自身も家族に韓国・台湾出身の祖母がいることから、個人としてのルーツと重ね合わせながら役を深めたそうです。
特に「関東大震災後の朝鮮人虐殺」など歴史的背景も、監督とともに資料を読み込み、ドキュメンタリーも視聴。単に演じるだけでなく、自身のアイデンティティと向き合うプロセスを大切にしたと語っています。

ベネチア国際映画祭での評価

第81回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、上映後には1400席が満席となり、長時間のスタンディングオベーションが贈られるという熱狂ぶりを記録しています。帰国後にも現地での観客から「自分も在日だが、共感できた」という声を直接もらったと監督が語っており、世界的評価の高さが伺えます。

撮影現場の雰囲気と俳優仲間との関係

栗原颯人さんをはじめとした共演者とは、撮影前からワークショップを通じて絆が深まり、役柄以上のリアルな友情関係を築いて現場に臨めたと語っています。
空監督は「ユウタとコウのように自分の中で葛藤を二人に分けてキャスティングした」と語り、実際に心情の描写が作品に反映されていると評価しています。


作品のテーマに対する、日高さんの視点

監視社会の問題提起と自身の声を上げる勇気

映画では「AI監視システム」により、生徒が減点方式で管理される近未来の学校社会が描かれます。日高さんはこれを「監視社会の恐怖」として捉え、「今と変わらない社会のリアル」だと深く共感を示しています。

「デモって本当に社会を変えられるの?」というセリフをきっかけに、コウが声を上げることの大切さに気づく展開に対し、日高さんは「どんなに小さい声でも社会を動かす力がある」と強く感じたそうです。自身もコロナ禍で受験などが影響された経験から、今作のテーマや役どころに対してリアルな実感を持って共鳴したのだと感じさせます。

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朝ドラ「あんぱん」にも出演、今後の俳優業への期待

朝ドラ『あんぱん』(2025年前期)

NHK連続テレビ小説『あんぱん』に小倉連隊・目黒新役で出演。初年兵ながら頼れる若者像を好演しました。

学園ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(2025年7月期)

磯村勇斗主演の学園ドラマに生徒会会長・鷹野良則役で出演予定。柔道部所属で正義感が強いものの、ロマンチックな一面もあるキャラクターです。

3年葵組。生徒会会長という重要な立場にもあり、教師からも信頼されています。
柔道部に所属。曲がったことが嫌いな実直すぎる性格故に、落ち込んでネガティブに考えてしまう面もあり、意外にもロマンチストな一面がある。

CITIZENのCMにも出演

シチズン「時間は、味方だ。」受験生応援ムービーに登場。30テイク以上の演技トライに挑むなど、現場のこだわりとプロ意識を見せています。


受賞歴と評価

HAPPYEND』の演技により、第38回高崎映画祭で 最優秀新人俳優賞 を受賞。
ベテラン俳優や監督からも期待され、「一目惚れキャスティング」されるほど将来性が高いと太鼓判を押されています。
国際映画祭でも共感を得るなど、国内外で支持される演技力を発揮しました。



今後の展望

日高由起刀さんは、モデルから俳優へというキャリアの転換期において、初演技ながら主演を務めた『HAPPYEND』で高い評価を獲得しました。演技に対する学習姿勢、役への深い思考、在日ルーツへの自覚などが魅力として映像に反映されています。国内外で評価され、受賞歴も備えた今後は、ドラマやCMなどに活動の幅を広げつつ、俳優としても着実に成長していく存在です。

次回はスクールドラマや朝ドラなど、より挑戦的な役どころに踏み込むことになりそうで、今後の動向から目が離せません。

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