INI許豊凡、ドラマ『ぼくほし』で本格俳優デビュー!4か国語を操る語学力、知性が光る”多才派アイドル”の魅力を徹底解剖!

今回は、人気アイドルグループINIのメンバーとして世界で活躍する許豊凡(シュウ・フェンファン)さんをご紹介します。
僕達はまだその星の校則を知らない』(通称:ぼくほし)では、弁護士・緒川 萌(おがわ・はじめ)を演じています。

弁護士役ということで、様々な視点が必要な役どころとなりそうですが、許豊凡さんの多才さを活かす配役と言えそうですね。
それでは、これまでの許豊凡さんの経歴を深堀していきます。

“教育熱心な家庭”からの出発、慶應義塾大学にも進学!

中華人民共和国 浙江省衢州市に生まれ、幼少期からピアノ・英会話・数学オリンピックなど、“学び”に囲まれた環境で育ったそうです。中高時代は英語教育にも力を入れ、留学先として日本を選び、 慶應義塾大学(慶應)に進学。
後に、韓国や香港への留学も経験しています。語学は、母国語の中国語、英語、韓国語、そして日本語と4か国語を操るマルチリンガルで、学生時代は、翻訳家・作家・コンサル系・銀行などに勤めることを目標としている時期もあったそうです。

コロナ禍で見つけた、アイドルデビューへの道

大学生活の最初の頃は学業に追い詰められ余裕がなく、友達は1人もいない孤独な生活を送っていたそうです。
留学生の寮で開かれるパーティーやイベントにも全くはせず。入学から半年が経った頃、K-POP完コピカバーダンスサークル「NAVI」に勧誘され、入部します。韓国や中国からの留学生が多いサークルの中で、日本語が不得意だった自分の助けになると感じたことが入部のきっかけになったようです。次第に友達も増え、発表会や学園祭のステージにも立つことになります。

徐々に日本での学生生活にも慣れてきた、2020年春、新型コロナウイルス流行の影響で大学に行けず、始めたばかりのインターンシップもオンラインになってしまいます。「だったら別に日本にいる必要もない」と思い、中国に帰国しオンラインで授業やインターンシップに参加したそうです。

就職、大学院への進学、日本に戻るか、このまま中国にいるのか迷う日々が続いたある日、勉強一色で大学に合格した途端に目標がなくなり、どんな仕事に就職したいかも分からなくなっていた中で唯一楽しかったのがダンスサークルの活動でした。
特にアイドルグループのダンスカバーが好きで、「もしかしたらそういう人間になれるのかな」という想いが頭の中に浮かびます。

そんなときにサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の参加者募集が開始。表現者になる夢が諦めきれず、両親に相談したところ猛反対にあい、1週間も口を聞いてもらえなかったそうです。そこで「今まで親が理想とする道を歩んできたけれど、自分の人生だから自分のやりたいことをやりたい」と気付かされ、親を必死に説得したと語っています。
また、イタリア大学院ビジネススクール)に留学できる話もあったが、それを断り、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN SEASON 2(日プ2)』に挑戦、2020年~2021年第三・四年の頃に挑戦し、ファイナルでは8位となり、11名のデビューメンバーに選出されました。


マルチリンガルを活かしたボーカルの表現力、作詞にも挑戦

日本語・英語・韓国語・中国語の4か国語を習得している許豊凡さんは、世界で活動するグループの一員として語学力を生かすとともに、ボイストレーニングでは多言語の習得が“耳を鍛え、舌の使い方も向上させる”と指摘され、自身も歌において声のレンジが広まったことを実感しているといいます。

6thシングル「THE FRAME」収録曲「I’m a Dreamer」の作詞に初挑戦。繊細な日本語表現とネイティブな舌の動きを目指した結果、自身で歌うのは緊張したと想いを吐露しています。他にも「Drip Drop」で作詞に参加し、日本語力への自信と表現力が高く評価されています。

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アイドル活動と出演実績

INIとしてのデビュー以降の軌跡

  • 2021年11月、INIとして正式デビュー。所属事務所はLapone Entertainment、11名構成で“永続グループ”として活動。
  • デビュー曲「A」~以降、Oriconトップに立ち続け、6枚目シングル「THE FRAME」はミリオン認定。
  • 京セラドームを含むアリーナ・ドームツアーを複数開催し、動員力・ステージング力ともに規模が拡大。
  • 韓国(Mnet M Countdown)・アメリカ(KCON)・タイなど海外でも活動し、グローバル展開を開始。

バラエティ・情報番組への出演

  • 日本テレビ「DayDay.」ではレギュラーコメンテーターとして料理にも挑戦。祖母直伝の中華レシピを披露し好評を博す。
  • 2024年6月、週替りセレクターによるFM NACK5のラジオ番組「ALL The Feels」で初の単独ラジオパーソナリティを務めた。

俳優業への意欲


“ミステリアス”で”ストレート”、人間らしい一面が愛される

メディアの評価としては、ModelPress主催の「インテリイケメン」ランキングでは6位にランクイン。慶應卒・マルチリンガル・クイズへの関心などインテリ属性が大きく評価されています。料理好きでメンバー招待することもあるそうで、中華・韓国・タイ料理を自作し、メンバーを自宅に招くほどの料理好き。自家製スパイスカレーを振る舞うなど、食と性格面でも愛される存在です。

社会課題への意識も持ち合わせており、ジェンダー観や“男らしさ”に対する違和感を、アート展示を通じて考察し、社会の声を“話しやすくする環境づくり”を重視しているという一面も。

オーディション序盤では心が折れかけ、スタジオから飛び出すことも。しかし“ファン投票・実力”を信じてあきらめず走り続けてデビューをつかんだ背景に、多くのファンが胸を打たれました。


今後の展望とコメントまとめ

作詞家としても活動を続けたい意志が強く、歌唱・表現と文章の両輪で自分らしい音楽性を模索中と語っています。クイズ・情報・料理・MCなど、活動の幅を広げ、社会派アイドルとしての新たな挑戦を続けています。“紅白出場”を目標に掲げ、グループとして「INIはINI」としてのアイデンティティ確立を意識し、独自の地位を築きたいというビジョンを明確に語っています。


彼は単なるアイドル枠を超え、“表現者・社会との接点を持つ人”として成長しています。今後は音楽(作詞・ボーカル)、多言語・情報番組、アート・社会発信など多岐に活動の幅を広げながら、「紅白出場」などの大舞台に挑む意志も明確です。

歌やパフォーマンス以外にも、彼の語る言葉や姿勢から“学び”“気づき”を得るファンが多く、「インテリ×アイドル」の立役者として今後のさらなる活躍が期待されます。

初の連続ドラマ出演作品である、『僕達はまだその星の校則を知らない』(略して「ぼくほし」)にも注目!

ドラマ概要と放送情報

  • タイトル:『僕達はまだその星の校則を知らない』(通称「ぼくほし」)
  • ジャンル:学園ヒューマンドラマ
  • 放送局・放送枠:カンテレ・フジテレビ系、月曜22時(2025年7月14日放送スタート)
  • 監督・脚本:大森美香(代表作:NHK『あさが来た』『青天を衝け』)

物語の背景

少子化による共学化で揺れる私立・濱ソラリス高校に、学校の問題を解決する“スクールロイヤー”(学校弁護士)・白鳥健治(磯村勇斗)が配属され、法律や校則では解決できない若者たちの複雑な課題と向き合っていく──


許豊凡の役どころ:緒川萌(おがわ・はじめ)

  • 役名:緒川萌(おがわ・はじめ)
  • 役職:久留島法律事務所の先輩弁護士、白鳥健治の同僚
  • キャラクター
    • 中国出身で教育熱心な家庭に育まれた“勤勉な”弁護士
    • 言いたいことははっきり言う性格から、健治とは衝突する場面も
    • しかし根底では、新しい環境に飛び込んだ健治を心から応援する温かさを持つ

初の連ドラ出演と役に対する熱意・本人コメント

  • “初の本格的な演技”への熱意
    • 「ずっと演技の仕事をしてみたかったので、出演が決まった時はめっちゃうれしかった。」
    • ツアー本番中もテンションが高いままだったほど強い思い入れを持っている。
  • 役への共感と演じる難しさ
    • 「白黒つけられない問題に向き合う」という物語の内容を、自分の経験と重ねてしまう部分がある。
    • 大学生時代に中国から来日し、日本での“生きづらさ”を感じた経験と重なると話し、「人を助けたい」という気持ちが演じる緒川萌にも通じると思う。
  • 演技への気負いと決意
    • 自身の特性である“ツンツン”とした面が役に似ていると語り、本格的なレギュラー出演を前に「自分にしかできない緒川という役」を全力で務めたいと意気込み。

「ぼくほし」での演技、注目ポイント

  1. 連続ドラマ初レギュラー出演
    • 多数の音楽・バラエティ番組に出演経験はあるものの、連ドラでのレギュラーはこれが初!
  2. “中国人留学生”ならではのリアルさ
    • 大学生時代の留学経験と“生きづらさ”体験が、役柄にも根本的な説得力を与えている。
  3. 多言語・知性派アイドルとしての新たな一面
    • 普段はアイドル・パフォーマーとして語学・音楽・社会性で魅せる彼が、今回“演技の場”で見せる表情にも期待が集まる。

今後への期待

音楽ジャンルを超えて、演技の領域に挑戦することで彼の表現の幅が格段に広がる予感があります。「トーク・MC」「バラエティ番組」「演技」…さまざまなフィールドで“多才”ぶりを発揮する可能性が高まり、キャリアの新たなフェーズへ踏み出したといっても過言ではありません。

2025年7月から放送開始のドラマ『ぼくほし』にて、許豊凡さんは緒川萌役として “異文化経験に基づいたリアルな心理” を体現し、連続ドラマ初レギュラーで本格的な俳優デビューを果たします。役柄への共感と強い意欲を語ったコメントから、彼が“ただの歌手”ではなく“表現者”として一歩成長した姿が伺えます


このドラマ出演は許豊凡さんの藝・表現活動の新章を象徴する、大きな転機となることでしょう!

日プ2の序盤では、精神的に追い詰められ、スタジオを飛び出してしまうほどの苦悩もあったと告白。外国籍練習生として、日本のオーディション文化や主張の少なさに戸惑いを感じ、“違和感”を抱えながら努力し続けた過程がありましたが、ファイナルでは19位から逆転し、最終的に8位・デビューへ。自らを「ラッキーだった」と振り返っています。

そんな人間らしく、実直でありながら、多彩な才能を持つ許豊凡さんに今後も注目です。

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