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『ぼくが地球を救う』第11話|ウッチャン主演ドラマ あらすじ・感想

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『ぼくが地球を救う』は、2002年7月4日から9月12日までTBS系列「カネボウ木曜劇場」で、毎週木曜22:00 – 22:54に放送された日本の テレビドラマ。主演は内村光良(ウッチャンナンチャン)。全11回。

今回は第11話について、ストーリーを振り返りながら、個人的に気になったポイントや印象に残ったシーンを紹介していきます。

※この記事には第11話の内容に関する記述があります。

『ぼくが地球を救う』の作品情報

項目内容
放送年2002年
放送期間7月4日~9月12日
放送局TBS
放送枠毎週木曜日 22時~
主演内村光良(ウッチャンナンチャン)
主な出演者古田新太、真中瞳(東風万智子)、金子昇、愛華みれ、堀内健、哀川翔 など
主題歌Skoop On Somebody「ぼくが地球を救う〜Sounds Of Spirit〜」(SME Records)
配信TVer、U-NEXTなど

『ぼくが地球を救う』第11話(最終回)のあらすじ

友作は、人の心の声を聴くことができる特殊能力「センシティブ」を持つ人間として、これまで周囲の人々が抱える悩みや問題を解決してきた。

一方、丸の内物産をめぐって動き出した外資系企業「Silver Unicorn」のデトロイトは、世界中のセンシティブを利用した恐ろしい計画を進めていた。

そんな中、友作は親友である大門が、自分のせいで銃撃されたことを知る。自分の能力を巡る一連の出来事を振り返り、親友を守れなかったことに激しく後悔する友作。自らのふがいなさを痛感し、巨大な組織に立ち向かう決意を固める。

友作の能力は、もはや身近な人を助けるためだけのものではなく、世界の運命を左右する大きな問題へとつながっていく。

果たして友作たちは、デトロイトの計画を阻止し、地球を救うことができるのか。

気弱で頼りなかった一人のサラリーマンが、人類の未来をかけた最後の戦いに挑む。タイトルの「人類最高の男」が意味するものとは――。

第11話:主な出演者・ゲスト

  • 足立友作役:内村光良
  • 大門十三役:哀川翔
  • 台場 役:入江雅人

第11話の注目ポイント

唯一無二の親友、「大ちゃん」を守れなかった後悔……

自分の能力を巡って、親友である大門が銃撃されてしまったことを知った友作。

センシティブを捕らえる施設に拘束されていた際、友作は「あいつからやれば……」という心の声を耳にしていた。あのとき、もっと早く対応できていれば、大門が撃たれることはなかったのではないか。そう考えた友作は、自分のふがいなさを激しく悔やむ。

大切な親友を傷つけられたこと、そして自分の能力が周囲の人間を危険にさらしてしまったこと。その後悔を胸に、友作は巨大な組織に立ち向かうべく奮起する。

友作に加勢するべく結束するナナカンメンバー!

Silver Unicorn社や、センシティブをかくまおうとする謎の組織、さらには丸の内物産の前社長・辰巳にも異変が生じていることに気づいたナナカンのメンバーたち。

これ以上、周囲の人間を巻き込まないようにと、一人で問題を解決しようとする友作を心配し、仲間たちは力を合わせて立ち向かおうとする。

しかし、友作は彼らを巻き込むまいと、無関係だと突き放し、一人でSilver Unicorn社へ乗り込んでいく。

そこで友作が出会ったのは、落雷によってセンシティブになった辰巳。そして、彼らが「革命」と呼ぶ、世界規模のテロが実行されようとしているという、想像を絶する事実だった。

信頼するナナカンのメンバーが侮辱されたことに激昂する友作

大切な仲間たちの尊厳を踏みにじられたことに、激しい怒りをあらわにする友作。

普段は気弱で、どこか頼りない印象の友作が、涙ながらに勇敢に立ち向かう姿は、この最終回の大きな見どころだ。

仲間を守ろうとする友作の言葉は、服従するしかなかったセンシティブたちの心をも動かしていく。そして、彼らもまた、友作とともに立ち向かうことを決意する。

人の心の声を聴くことで、これまで多くの人を救ってきた友作。そんな彼が今度は、自分自身の言葉で人々の心を動かし、救おうとする。

この展開に、作品が最後に伝えたかったメッセージが込められているようにも感じられる。

最終回も頼りになる大門は健在!!

命からがら生還した大門は、松葉杖姿になっても友作を助けにやってくる。

最後まで頼りになる大ちゃん。さすがの強さだ。

もちろん、もれなく島さんも参戦。アニキを慕う気持ちは世界一。その絆の強さは、友作にも負けないかもしれない。

大門と島さんの変わらない関係性も、最終回を盛り上げてくれる。

悪事を無事に食い止め、見事に一件落着…と思いきや…?

テロに使用される強力な薬品を持ち出そうとした辰巳たちを追い詰め、大門を撃った実行犯にも仕返しを果たす友作たち。

世界規模のテロを未然に防ぎ、ようやく一連の危機から解放されたかに思われた。

しかし、まだ事件は終わっていなかった。

有能なセンシティブである操から、仲間たちが待機している場所に爆弾が仕掛けられているという情報がもたらされる。

爆破を阻止するため、友作たちは再びセンシティブの収容施設へと急ぐことになる。

友作と地球の運命やいかに…

爆弾を見つけ出した友作は、爆弾を海に投げ入れようと試みる。しかし、その途中で爆発に巻き込まれてしまう。

凄まじい爆風とともに砂煙が舞い上がり、ナナカンの面々は友作が命を落としてしまったのではないかと絶望する。

やがて砂煙が晴れ、目の前には静かな海が広がる。そして、友作は絶壁をよじ登り、無事に生還する。

「もう大丈夫、もう大丈夫です。」

そう告げる友作の安心しきった表情が印象的だ。

爆破やテロの危機を乗り越えただけではなく、友作自身もまた、自分の能力によって生まれたさまざまなしがらみから解放されたのではないだろうか。

その姿を見ていると、視聴者までもが友作に救われたような、そんな温かい気持ちになる。

毎度おなじみ「お気持ちだけで十分です。」その最後のお相手は、なんと…!

ストを飾るのは、シリーズおなじみのご褒美シーン。

友作は、大門から取り次がれた電話で告げられたある提案に対し、「お気持ちだけで結構です。」と、いつもの調子で断りを入れる。

一体、電話の相手は誰だったのか。

友作は「総理大臣から国民栄誉賞を授けると言われたが断った」と、何食わぬ顔で答える。

これには、いつもの仲間たちも猛反発。

最後の最後まで、自分らしく生きることを選ぶ友作らしい結末で、物語は幕を閉じる。

第11話を見た感想

内村さんの名演!本気の涙、仲間を想う気持ちに胸が熱くなる

捕らえられたナナカンのメンバーたちが侮辱されたことに、友作が激昂するシーン。たった一瞬、相手に立ち向かう直前にじわっと涙が浮かぶ瞬間。これはまさしく内村さんの「本当の涙」。そのあともボロボロと涙ながらに仲間を庇う友作の一言一言に、本当に心が綺麗でまっすぐな人だということが伝わってくる。

そして、このシチュエーションで涙した内村さんを見ると、演者さんたちとの関係もまた作品同様に築いていたのだというバックボーンを感じるとともに、内村さん自身が普段から仲間を大事にする人柄なんだろうということも感じられる。

そして、そんな気持ちを引き出した江守徹さんの演技力にも脱帽。二人のやり取りが、シーンの感動をさらに引き立てていた。

内村さんの専門学校時代の盟友・入江雅人さんが登場!!

内村さんが通っていた横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)で劇団SHA・LA・LAを結成した仲間でもある、俳優の入江雅人さんが出演しています。お二人の若手時代には番組での共演も多かったですが、それぞれがすっかり売れっ子として活躍する今では、とても貴重な共演。内村さんの歩みを知るファンなら、思わずうれしくなってしまう共演ではないだろうか。

愛犬・カリートの心の声は、まさかのあの人!?

友作を最も近くで見守ってきたと言っても過言ではないカリート。最終回ではそのカリートの心の声を、内村さんとも親交の深いウド鈴木さんが演じています。「ずっと一緒だ。」とつぶやく友作の言葉が、内村さんからウドさんへの言葉のようにも聞こえて、思わず二やついてしまいます。こうしたキャスティングにも、作品ならではの遊び心を感じる。

ウッチャンらしさ満載!友作のトレーニングシーン

生卵の丸飲み。これは、ウッチャンが大好きな映画「ロッキー」のワンシーン。ウッチャンからの発案だったのかは不明だが、ロッキーのトレーニングシーンのオマージュであることは明らか。そして、このタオルの巻き方もウッチャンファンならおなじみの姿!!こうした細かな演出にも、内村さんらしさを感じてしまう。

ウッチャンの名作アクションドラマ、”恋スナ”の王凱歌のような険しい表情も

敵と対峙する険しさとともに、仲間を守りたい強い優しさを随所に感じる今回の友作さん。この強くも儚い表情に、恋スナを思い出す…。そちらも名作ですのでぜひ。

走る!走る!走る!ウッチャンの運動神経の良さが堪能できるシーンがたくさん!

大門の仇を討つための体力トレーニング、爆弾を止めに向かうための爆走、課長とはるみの結婚式に向かう道すがら、そしてもちろん階段落ちまで!!最終回も、その運動神経をいかんなく発揮している。内村さん自身が監督や演出をする作品では「他人を走らせがち」と言われるが、今作ではひたむきに走り続ける姿が印象的。走る・落ちるというシンプルな動きだからこそ誤魔化しがきかない。その姿の美しさや身のこなしからも、内村さんの運動神経の良さが際立っている。

「ぼくが地球を救う」の本当の意味とは

全話レビューを経て筆者が感じたことは、「ぼくが地球を救う」という言葉に込められた本当の意味だ。毎回、困難な状況に陥りながらも誰かのために奔走する友作。そのすべてが、友作だったからこそ成し得たことに他ならない。それは「センシティブ」と呼ばれる能力の有無のことではなく、誰かのために動くことができるかどうかという点である。普通なら逃げてしまったり、諦めてしまうような状況でも、友作は決して負けない。理由は一つ、「苦しんでいる人を救いたい」から。センシティブになる前から、きっと友作は「人の心が理解できる」人間だったのではないだろうか。その人の行動、趣味、交友関係…、様々な状況からその人の考えを察していたのではないだろうか。もちろん、それはいつも完璧ではない。正しいわけではない。でも、その”相手を理解しようとする心”こそが、友作の特出した能力であり、誰しもが持てる可能性のある能力なのではないだろうか。そんな心を世界中の人が持つことができたなら、その時こそ「地球が救われる時」なのかもしれない。

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