
『ぼくが地球を救う』は、2002年7月4日から9月12日までTBS系列「カネボウ木曜劇場」で、毎週木曜22:00 – 22:54に放送された日本の テレビドラマ。主演は内村光良(ウッチャンナンチャン)。全11回。
今回は第7話について、ストーリーを振り返りながら、個人的に気になったポイントや印象に残ったシーンを紹介していきます。
※この記事には第7話の内容に関する記述があります。
『ぼくが地球を救う』の作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送年 | 2002年 |
| 放送期間 | 7月4日~9月12日 |
| 放送局 | TBS |
| 放送枠 | 毎週木曜日 22時~ |
| 主演 | 内村光良(ウッチャンナンチャン) |
| 主な出演者 | 古田新太、真中瞳(東風万智子)、金子昇、愛華みれ、堀内健、哀川翔 など |
| 主題歌 | Skoop On Somebody「ぼくが地球を救う〜Sounds Of Spirit〜」(SME Records) |
| 配信 | TVer、U-NEXTなど |
『ぼくが地球を救う』第7話のあらすじ

足立友作(内村光良)は、街で偶然出会った女性・蒲田涼子(石田ゆり子)に目を奪われる。涼子は、大門(哀川翔)の亡き妻・みゆき(石田ゆり子・二役)に驚くほどよく似ていた。みゆきは4年前に病気で亡くなっており、実は友作にとっても忘れることのできない女性だった。その面影を涼子に重ねる友作は、涼子が読書好きだと知り、高価な司馬遼太郎全集をプレゼントするべく、夜間バイトをするほどのめりこんでいく。そんな中、涼子がある事件がきっかけで大金を隠し持って逃げていることを知ってしまう。大門にも彼女の存在を知られ、「みゆきと同じ顔」を持つ涼子をめぐって、友作と大門の関係まで揺れ始める――。
第7話:主な出演者・ゲスト

第7話の注目ポイント
友作と大門の過去が明らかに、”みゆき”を巡る二人の友情の行方は…

第7話では、友作と旧知の仲である大門との友情が描かれます。ある日、大門の亡き妻にそっくりな女性が現れたことで二人の関係が揺らいでいくのですが、第3話で明かされていたとおり、過去に友作はみゆきのために自分の腎臓を提供してまでその命を救おうとしました。そこまでしたのは言うまでもなく、友作もまたみゆきに好意を寄せていたから。大門は妻のために身体を捧げた友作に今でも心から感謝していますが、友作がみゆきを好きだったことには気づいていません。

みゆきと瓜二つな女性・涼子とすぐに打ち解ける大門の姿を見て、友作はまた「大門に好きな人をとられてしまう。」と焦りを感じます。涼子にプレゼントをするためにアルバイトをしたり、大門に負けたくない一心で階段落ちをするなど、気持ちをつなぎとめようとして、何が何でも涼子に気持ちを伝えようとする泥臭くもひたむきな愛情表現に友作らしさを感じます。

一方、大門は「5000万分の1の女」である亡き妻・みゆきを生涯愛し続けているという、これまた一途な男性。みゆきにそっくりな涼子に初めこそ戸惑いますが、その心にあるのは今でも妻のみゆきただ一人。だからこそ、自分に対しても涼子に対しても踏ん切りがつかない友作に苛立ってしまいます。
友作と大門は対立しながらも、決して相手を嫌いになったわけではありません。むしろ、お互いを認め合い、大切な友人だと思っているからこそ本気でぶつかることができる。
友作のひたむきな恋と、大門の亡き妻への変わらぬ愛。そして二人の友情。
第7話は、それぞれの「一途さ」がぶつかり合う、作品全体を通してみても非常に内容の濃い回になっています。
第7話を見た感想
ウッチャンの貴重なキスシーンが見られる神回!
石田ゆり子さん演じる涼子とのディナーを終え、友作の部屋へ戻った二人。
いいムードが漂う中、「女からキスしたら嫌われちゃうかな……?」と聞こえてきたのは、涼子の心の声でした。その言葉を聞いた友作は意を決して涼子に近づきますが、ちょうどそこで心の声が聞こえる57分間が終了。あえなく断念……かと思いきや、今度は涼子のほうから友作にキス。そして友作もその気持ちに応えます。
これまで数多くの女性から誘惑されながらも、それに打ち勝ってきた友作。そんな彼が本気で好きになった女性と過ごす大切な時間というのが、ウッチャンの持つ柔和で誠実なイメージにもよく合っていて、個人的にもとても好きなシーンです。
内村さんが30代の頃に出演したドラマを振り返ってみると、「ザ・ワイドショー」「ベストパートナー」「バスストップ」「恋人はスナイパー」など、恋愛模様が描かれる作品も多かったですよね。
40代以降も「西遊記」や「こちら葛飾区亀有公園前派出所」などで印象的な役を演じ、主演した「ボクの妻と結婚してください。」では、夫婦の深い愛情が物語の軸となっていました。
コントやバラエティで見せる姿とはまた違い、ドラマでは優しさや誠実さを感じさせる男性を演じる内村さんを見る機会も多かったように思います。
まるでアクション作品、波止場のパレットで階段落ち

追ってきた男たちに捕まってしまった涼子としのぶを救うため、友作が階段落ちに挑んだ場所は港の波止場。大量に積み上げられた木製パレットの上から転げ落ちていく姿は、そのシチュエーションも相まって、まさにアクション映画さながらです。
ウッチャンといえば、昔からジャッキー・チェンの大ファンとしても有名。自身もバラエティ番組をはじめ、映画やドラマなどで数々の本格的なアクションに挑戦してきました。
そんな若き日のウッチャンの代名詞ともいえるアクションを存分に楽しめるのも、『ぼくが地球を救う』の見どころのひとつです。
ちなみに今回の木製パレットでの階段落ち、個人的にはこれまで登場した階段落ちの中でもかなり美しく見えました。
ほかの階段より上手に見えるのは、ひょっとしてウッチャン自身、こういう場所でのアクションを何度も経験してきたから……?(笑)
石田ゆり子さんの圧倒的ヒロイン感

第7話のヒロインを演じるのは、石田ゆり子さん。
今なお「奇跡の50代」と称されるほど、年齢を感じさせない美しさと透明感を持つ石田さんですが、その魅力はもちろん本作でも存分に発揮されています。派手に着飾っているわけではないナチュラルな雰囲気の中に、ふと感じさせる色っぽさ。そして時折見せるお茶目な表情には、どこか“大人の小悪魔”のような魅力も。そりゃ、友作も惚れてしまうわ。そう納得せざるを得ないほどの圧倒的なヒロイン感に、思わず脱帽です。
友作と大ちゃんの熱い友情に感涙

友作と大ちゃんの友情が存分に描かれた第7話。物語の終盤では、二人がお互いの胸の内をさらけ出し、本音をぶつけ合う熱いシーンが描かれます。亡きみゆきへの想いについては、夫である大門に遠慮し、これまで自分の本当の気持ちをさらけ出すことができなかった友作。しかし今回、みゆきと瓜二つの涼子に出会ったことをきっかけに、ずっと胸の奥にしまっていた想いを、ついに大門へぶつけます。
そんな友作のまっすぐな想いを真正面から受け止めた大門もまた、友作に「惚れた女には全力でぶつかれ」と最大限のエールを送ります。そして最後は、お互いの顔を殴り合うという、なんとも不器用で男くさい方法でわだかまりを解消する二人。
言葉だけでは伝えきれなかった気持ちまで拳に乗せてぶつけ合ったあとに見せる、二人の爽やかな笑顔。友作と大ちゃんの友情に、思わず胸が熱くなるシーンです。
友作の男らしい一面が存分に楽しめる回

「友作くんと一緒になればよかった」とこぼすみゆきに対し、「ずっと大ちゃんのそばにいてあげてね。」とほほ笑む友作。真面目で誠実な友作の人柄が表れていますね。

みゆき(涼子)をかくまう友作。この直前のお風呂洗いという日常のシーンからの「大丈夫、大丈夫、みゆきさん隠れてて」と声をかけながら守る姿に個人的にはキュンポイントです。

大ちゃんとみゆきの恋を見守る友作。切ないですね…。


涼子のために連日アルバイトをして寝不足の友作。それでもバリバリと仕事をこなす姿から、涼子への想いの強さが伝わってきます。

大事な人と過ごす時間が幸せだと語る友作。いい笑顔です。

大ちゃんと本音をぶつけ合った友作。友作にとって大ちゃんはやはりかけがえのない存在です。



失恋で傷心する友作、大ちゃんと一緒に乾杯。辛い時に一緒にいてくれる親友は心強いですが…??
おまけは、大ちゃんにいいとこどりされてすねてる友作と、カリート越しの濡れたわんこなウッチャンです笑


第7話は、友作の恋愛だけでなく、大門との友情や亡きみゆきへの想いなど、これまで描かれてきた二人の関係が大きく動くエピソードとなりました。石田ゆり子さんの圧倒的なヒロイン感に加え、キスシーンやアクション、男同士の熱い友情まで見どころ満載。『ぼくが地球を救う』全11話の中でも、友作という人物の魅力を存分に味わえる一話だと思います。






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